小匙の幸せ

身長146.7センチの私が旅した20カ国の美しい国々と日々のあれこれ

誰かのきっかけに。

将来の夢、叶えたい事、成し遂げたい使命

 

これから先の人生を考えていると

そんな大きな課題と向き合うことも必要だったりする。

 

私がどうしても成し遂げたい夢、

それは誰かのきっかけになること。

 

 

日々の生活の中で家庭や学校、仕事などは

必然的に関りの深くなるコミュニティーだが、

気がつくと、

その小さな世界が自分の世界の全てになってしまうことがある。

それも気がつかないうちに。

 

コップの中に入れられた魚が少しずつ無くなっていく酸素にあえぐように

少しずつ息苦しくなっていくのに

自分ではどうしようもできない時がある。

 

そんな時に、そんな人に、

もっと広い世界があることを伝えたい。

その人にとってより良い環境、より過ごしやすい場所を

求めていいのだと伝えたい。

 

私は、これまで身近なあらゆる人たちとぶつかってきた。

小・中・高・大の中で、

親、姉妹、友達、先生と数えきれないほど衝突をして

その度に強い孤独を感じた。

 

誰にも理解されず、そもそも自分の望みもわからず、

感情のコントロールもできず、

いつだってここじゃないどこかへ行きたいと思っていた。

 

 

そんな私が、「留学」というチャンスを得て

自分の目で世界に触れて、安心した。

 

世界にはこんなにたくさんの人がいて、

こんなにたくさんの美しい場所があると知った。

 

今がうまく行かないなら、世界はこんなに広いんだから別の場所を探せばいい。

別の方法を考えたっていいし、別の人と一緒にいたっていい。

 

 

私は、留学するまでテレビや学校の資料集で見ていた、世界のいろんな場所、

例えば、フランスのラベンダー畑、スペインのサグラダファミリア

イタリアのピサの斜塔ノルウェーのオーロラ、カンボジアアンコールワットは、

私が生きている世界とは全く別の場所にあって

現実には存在していない想像上の場所のように思っていた。

 

でも、飛行機や電車、バスに乗れば、この目で、見ることができた。

実際に訪れてみると行けてしまうのだ。

ろくに英語も話せない、身長146.3センチの私でさえ。

 

この時、思い知った。

世界は広いし、可能性の幅だって広い。

やろうと思えば、思え”れ”ば、たいていのことはできるのだと。

 

 

私の経験や考えが、もし一歩を踏み出せない誰かの助けになれるなら、

こんなに素晴らしいことはない。

 

今を変えたいと願う誰かのきっかけになりたい。

それが私の夢。

 

道のりはまだまだ遠いけれど、

このブログがその一歩になればいい。